近年では、新築を購入するのではなくリノベーション(リフォーム)済のマンションを購入する方や、中古マンション購入後にリノベーションする方が多いようです。
どちらの方法で住まいを購入する場合も、メリットは新築にくらべて価格が安いこと。
今回は、マンションを買ってからリノベーションする場合と、リノベーション済マンションを購入する場合それぞれのメリットと、お得度を比較・検討してみました。住まい探しの参考にしてみてください!
1.リノベーション済中古マンション購入のメリット
実物を見てから購入できるリノベーション済の中古マンションの場合、少なくとも家のつくりの面で後悔することはないでしょう。
中古物件を購入してからリノベーションをお願いする場合だと、工事完了後に「あれ?思っていたのと違うぞ。」といったこともしばしば。より確実性を求めるのであれば、リノベーション済のマンションが良いと言えます。
また、リノベーション済の中古マンションであれば、購入後すぐ住むことができます。
フルリノベーションだと工事が完了するまでに最低でも3~4カ月はかかってしまいますので、その間の仮住まいなどが必要です。新生活はできるだけ早いほうが良いという方には、リノベーション済物件がオススメです!
2.中古マンション購入後のリノベーションのメリット
中古マンション購入後にリノベーションする利点は、自分の思い描く間取りを実現できること。
リノベーション済の中古物件を一通り見て回ったけれども納得のいく物件がなかった、あるいは住まいに一切の妥協をしたくないという方は、マンション購入後のリノベーションで夢をかなえるケースが多いようです。
3.リノベーション済マンションを購入する際の注意点
仮に気に入ったリノベーション済のマンションが見つかったとしても、外観だけでマンションを購入するのはオススメできません。
コンクリートや給排水管の補修といった工事の品質にも注意が必要です。問題があるのにもかかわらず放置しておくと、後に耐震や水漏れの問題が発覚してしまうことも!
たとえ余分に費用がかかったとしても、補修や断熱をして住まい性能を向上しておきましょう。建築士にマンションの確認をお願いするのも1つの方法です。何よりも、安全性を優先してください!
4.賢い買い物にするためにはどちらを選ぶべきか
もし、リノベーション済のマンションで気に入った物件があれば、そのまま物件を購入したほうがスムーズです。追加のリノベーションが必要ないぶん、コストもかかりません。
一方、購入後のリノベーション費用は家主の負担となります。こちらはどちらかというと「理想の家を実現する方法」であり、コスト面はかさんでしまうでしょう。
おわりに
マンションを買ってからリノベーションする場合とリノベーション済マンションを購入する場合、ともに一長一短があります。
現在の市場においては購入後すぐに住めるリノベーション済マンションのほうが人気のようです。
どちらの場合でも品質チェックは絶対に忘れないようにしてください!