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リノベーションマンションを賃貸する前に知っておきたいメリット・デメリット

リノベーションマンションの賃貸を考えているのであれば、後悔しないためにもその良しあしをきちんと知っておきましょう!

ここでは、リノベーションマンションを賃貸する上でのメリット・デメリットについて紹介しています。購入前の参考資料としてお役立てください。

1.新築物件・リフォーム物件との違いは?

新築物件に比べリフォーム物件は値段が安い傾向があります。新築物件は高くて手が出せないような条件の物件も、リフォーム物件であれば購入できるかもしれません。
外観も一目見ただけだと、新築とほとんど変わりありません。

これだけだとリフォーム物件の方が無条件で良いことになりますが、リフォーム物件はあくまで中古物件です。築20年以上を超える物件も多く、耐震基準を満たしていないこともあります。


また、配管交換されていない物件は、排水管が異臭を放つ場合も…。どの程度のリフォームが行われたか、事前確認は必須です!

リノベーション

2.リノベーション物件を賃貸するメリット

リノベーション物件だからと言って、他の賃貸物件の周辺相場と大きな違いはありません。
これはリノベーション物件を賃貸する上でのメリットと言えます。デザインは新築と変わりない物件に、より手頃な料金で住むことができるのです。

また、リノベーションが施されているため、築年数が同じ賃貸物件に比べると当然住みやすさは段違い!住みやすさを重視する人にもオススメです。

3.リノベーション物件を賃貸するデメリット

リノベーション物件はかなりの築年数が経過している物件が大半。耐震性の面では大きな不安が残ります。
具体的には、新耐震基準が設けられた1981年以前に建築確認を受けた物件には要注意です。

リノベーションを賃貸するのであれば、その物件が耐震補強されているかどうかをよく確認しましょう!

リノベーション

4.リノベーション物件を理解した上で賃貸しよう

リノベーション物件は、現代のニーズに合わせてより住みやすい環境へと生まれ変わっています。
だからといって、必ずしも完璧というわけではありません。リノベーション物件ならではの問題もあります。

ポイントは、外観だけなく内部にまで目を向けること。見えないところまでしっかりと「生まれ変わっている」物件を見つけることが重要です。

おわりに

リノベーションマンションは、相場とほとんど変わらない料金で賃貸することができ、デザインも新築マンションとほとんど遜色ありません。


上述したようなポイントに気をつければ、内部までリノベーションが行き届いた住みやすい物件を見つけられます。
値段・住みやすさともにパーフェクトなリノベーションマンションを見つけて、理想の生活をスタートさせてみてはいかがでしょうか?